福岡県、部活動や県有施設も再開へ 「宣言解除後」酒提供は原則1組4人以内で

 福岡県が28日に決定した新型コロナウイルス緊急事態宣言解除後の独自措置では、10月1日から14日まで飲食店への営業時間短縮の要請を継続する。感染症対策で県の第三者認証を受けた店舗は午後9時まで、それ以外の店は午後8時までとし、段階的な措置を続けて「緩み」によるリバウンド(再拡大)の抑え込みを図る狙いだ。

 酒類提供は県全域で約2カ月ぶりに解禁し、注文は閉店の30分前までとする。提供する場合は同一グループの同じテーブルへの案内は原則4人以内に制限。認証店以外は県の「感染防止宣言ステッカー」の掲示を求める。要請に応じた店には売上高などに応じて協力金を支給する。

 カラオケボックスは、感染対策の徹底を求めた上で営業を認める。大型商業施設に時短営業は求めない。

 県民への不要不急の外出自粛や、学校における部活動の原則中止、県有施設の休館はいずれも解除する。

 県内の感染状況は急速に改善している。8月18日に過去最多となる1253人確認された1日の新規感染者は、ここ数日は30~40人台まで減少。病床使用率も20%程度に回復した。

 ただ、「第4波」では宣言解除から1カ月程度で感染が再拡大した経緯があり、服部誠太郎知事は28日の記者会見で「十分に低い水準までに抑え込んでおかないと、次の感染の波があっという間に訪れる懸念がある」として、段階的措置の必要性を強調した。

(華山哲幸)

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