鷹打線、ついにレオ高橋攻略 19年から9連敗中の「天敵」 デスパ、甲斐2ランで勢い

 ◇ソフトバンク5-2西武(28日、ペイペイドーム)

 「天敵」を一発攻勢で攻略した。二回だ。中前打の柳田を一塁に置き、デスパイネが高橋の145キロ直球を捉えた。バックスクリーン右への5号2ラン。「完璧に捉えることができた」と笑う会心の先制弾で、相手エースの顔をしかめさせた。

 二回はなお2死一塁として、甲斐が快音で続いた。こちらも甘い直球を左翼テラス席へ運ぶ11号2ラン。「いい流れの中で打つことができた」。五回にはデスパイネの右前適時打で追加点を奪い、6回5失点での降板に追い込んだ。

 高橋に黒星をつけたのは2019年4月21日以来、実に16試合ぶり。3年越しで喫していた連敗も「9」で止めた。苦手としていた右腕をシーズン終盤で打ち砕き、工藤監督も「これで(打線が)波に乗っていってほしい」と期待を寄せた。

 今季は過去6度の対戦で3勝を献上したが、7日の前回対戦では5点を奪った。小久保ヘッドコーチの指示で低めの変化球を「捨てた」結果だった。今回のデスパイネ、甲斐が捉えたのは共に直球。工藤監督も「しっかり打てた」と納得顔だ。

 3連勝で貯金1。クライマックスシリーズ(CS)圏内の3位楽天に0・5ゲーム差と肉薄した。それでも工藤監督は「相手チームがどうのこうのではない」と言い切る。一戦必勝を貫く覚悟が、チームの勢いを生んでいる。 (山田孝人)

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