福岡、B1へダッシュ 双子の重冨兄弟に期待 10月1日バスケB2開幕

 バスケットボール男子のBリーグが30日に開幕し、2部(B2)も10月1日に福岡市の照葉積水ハウスアリーナで行われるライジングゼファー福岡-青森戦で幕を開ける。戦いを前に各チームのヘッドコーチや主将らが今季の意気込みを語った。 (末継智章、鬼塚淳乃介)

 福岡はシーズン40勝をノルマに掲げる。昨季、西地区で優勝した西宮の勝ち星と同じ数となり、本多純平主将は「達成すればプレーオフ(PO)に出場できる。昨季の悔しさをばねにしたい」と巻き返しを誓う。

 福岡は昨季26勝33敗で西地区5位に低迷。女子強豪のENEOSを指揮した梅崎英毅ヘッドコーチ(HC)を招聘(しょうへい)し、「ミス撲滅」を鍵に挙げて浮上を狙う。ミスでシュートまで結びつけられないターンオーバー数が昨季はB2ワーストの994個。梅崎HCは「シュートのミスは仕方ない部分があるが、シュートにつなげられないミスはしてはいけない」と指摘する。

 激しい守備でボールを奪って素早く攻める「トランジションバスケ」をつくりあげるため、豊富な練習量で鍛え抜かれた女子日本代表が東京五輪で銀メダルを獲得した点を踏まえて1日2回の練習で細かい戦術を確認してきた。今季は目立った補強こそなかったものの、福岡第一高出身の双子の重冨友希、周希兄弟が専大から加入。切り替えの速さとスピードに定評がある兄弟は当初、アマチュア契約だったが開幕までのトレーニングなどが評価され、プロ契約を勝ち取った。本多主将は「チームが完璧に仕上がっているわけではないが、今季どのように戦うかという意気込みを出せれば勝ちきれる」と信じる。スタートダッシュを切りながら戦術を練り上げる。

佐賀・主将「安定した戦いを」

熊本・主将「チームの勝利を」

 佐賀と熊本はB1からの移籍選手が主将に就いた。佐賀は2シーズン前まで福岡に在籍していた石谷聡が京都から加入。「佐賀は選手のポテンシャルが高い。チームに波があるので、声をかけて安定した戦いができるようにしたい」と36歳のベテランは意欲を見せた。

 熊本は3季前まで司令塔を務めた古野拓巳が広島から復帰した。「以前所属していたときに昇格できなかった悔しさがある。もう一度チャンスをもらえたので、チームを勝たせることに徹したい」と誓った。

 熊本は昨季B1で得点ランク2位だった滋賀のハミルトンに加え、準優勝の宇都宮からピークも獲得。B2屈指の戦力で初のB1切符をつかみとる。

 B2の昇格争い 14チームを東西2地区に分けたB2は年間各60試合行い、勝率で順位を決める。各地区の3位以上と、各地区4位以下の中で勝率の高い2クラブがB1昇格を懸けたB2プレーオフ(PO)に進出。上位2クラブが自動昇格できる。入れ替え戦はなく、B1、B2ともに降格もない。

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