ブレークスルー感染、ワクチン差別…続くコロナ禍、42人の「不安」

 新型コロナウイルス禍、どのような不安や困り事がありますか-。福岡県に出ていた緊急事態宣言が30日で解除されることを受け、西日本新聞「あなたの特命取材班」が9月29、30日に県内の通信員を対象にアンケートを実施しました。回答では「第5波」を脱したことへの安心感とともに、「気の緩みで『第6波』が来ないか」「ワクチン接種の有無による差別が怖い」「コロナ対策で増税になるのでは」などの懸念も寄せられました。42人の声を紹介します。

アンケートに寄せられた「今、不安なことや困っていること」をユーザーローカル社の「テキストマイニング」で分析。登場回数が多く、特徴的な単語が大きく表示される

┃自営業なので給与補償が全くない

 ◆緊急事態宣言で営業に行けるところが激減した。宣言の解除で元通りになるか不安だ。コロナ禍で社会の仕組みや仕事のあり方自体が変わってしまった(女性会社員・56歳)

 ◆これまで通り対策はするが、2回目の接種完了者が感染する「ブレークスルー感染」で世の中がどうなるか不安(主婦・63歳)

 ◆ブレークスルー感染によるクラスター(感染者集団)発生(主婦・59歳)

 ◆学生だが、全体的に求人が減っており、講義の予定と合うアルバイトがなかなか見つからない(男子大学生・21歳)

 ◆コロナ前の世の中にならないので、新しい生活様式や仕事のやり方を考えていかないと。それが不安(男性経営者・52歳)

 ◆私も、80代の田舎の母も、ワクチンを2回接種したが、それでも行き来して大丈夫だろうか。県外だし、近所の目も気になるので悩んでいる(主婦・60歳)

 ◆受験生の子ども、基礎疾患がある親の感染が心配。私も糖尿病があるので、重症化リスクが高いと思う(女性会社員・48歳)

 ◆再び緊急事態などになると、(自営業なので)給与補償が全くない。精神的にも耐えられなくなってきている(女性・41歳)

 ◆個人事業主だが、何の補助もない。補助金該当外の人がいる現実を知ってほしい(女性・53歳)

 ◆介護施設の職員です。飲酒や外出について、対応は職員それぞれ。飲酒などを好む職員との接触による感染が心配だ(女性・53歳)

┃ワクチン未接種、距離を取られている

 ◆海外旅行専門の旅行業者。外国人観光客の受け入れが再開しない限り、厳しい。飲食店はむしろ守られていると感じる(男性・47歳)

 ◆バス運転士です。ノーマスクで乗車する大学生が見られます。車内で飲食したり、大声でしゃべったり…。自分は感染しないと勘違いしているのではないか(男性・42歳)

 ◆年末年始に帰省できなければ、人によっては3年連続。とてもつらい思いをする人が多いと思う(男性地方公務員・45歳)

 ◆妻が入院中だが、病院関係者の皆さんは心身の疲弊がひどい。そこは、今まで以上にケアしてほしい(男性自営業・37歳)

 ◆福岡県の感染拡大防止協力金を受給した事業者が、本当に適切なのか早く検証してほしい(男性会社員・60歳)

福岡でも進むワクチン接種

 ◆ワクチン未接種を周辺の人が知っているので、必要以上に距離を取られている(女性パート・77歳)

 ◆次男の結婚式が2度延期となり、12月の予定。もう延期はかわいそうなので、ワクチンパスポートなどを活用し、コロナと共存していく社会の仕組みを早くつくってほしい(女性派遣社員・50歳)

 ◆(コロナ対策費に多額の税金が使われ)いずれ増税となるだろう。格差社会が激しくなるのではと心配(男性会社員・39歳)

 ◆東京で暮らす生まれたばかりの孫に会いたい。感染状況をみながら、上京を検討中(男性会社員・70歳)

 ◆ワクチン接種をしていない小学校、幼稚園、保育園などでのクラスター。接種済みの大人は日常を取り戻したり、羽目を外したりすることもあろうが、子どもたちの状況はあまり変わらないのではないか(男性小学校教員・44歳)

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