アビスパJ1残留お預け 6戦ぶり黒星、ホームに結集6216人ため息

◇明治安田J1第31節第2日・清水2―1福岡(2日、ベスト電器スタジアム)

 1点を追いかける終了間際、マリがクロスを頭で折り返したボールはゴールを割ることはなかった。直後に終了のホイッスルが鳴ると、ボールに走り込んだ選手たちは倒れ込んだまま悔しげな表情を浮かべた。

 勝てばその場で悲願の残留が決まるホームでの一戦は観客数制限が緩和され6216人が詰めかけた。5年ごとに昇格し1年で降格する「5年周期」の終焉(しゅうえん)へ、サポーターの期待は最高潮だった。

 長谷部監督は「何かが懸かったときに勝利をつかめないのが今のアビスパ。周りの盛り上がりに乗れなかった」と6戦ぶりの黒星を振り返った。

 試合は前半から失点する苦しい展開となった。今季、先制された試合は試合前時点で2勝3分け10敗。球際で相手に上回られる場面も多く、長谷部監督は「チャンスで決められず、防げた失点を防げなかった。ここで負けた」と悔しがった。

 3日の徳島の結果次第では、今節で決まる可能性も残す。ただ長谷部監督にとって残留はあくまで通過点。チームが開幕時から掲げてきたのは勝ち点50と10位以内のより上の目標だ。「またここから成長して、そういうときにこそ勝つ。メモリアルになるようなことを実行していきたい」と長谷部監督にぶれはない。 (鬼塚淳乃介)

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