鷹わずか2安打、V絶望の3連敗 必勝オーダー「1番松田」機能せず

 ◇オリックス6-0ソフトバンク(2日、京セラドーム大阪)

 7年前の10月2日、ソフトバンクはオリックスと最後の最後まで優勝を争っていた。ソフトバンクの最終144戦目。勝てばリーグ優勝、負ければオリックスに残り2試合でマジック1が点灯する大一番。事実上の優勝決定戦は、延長十回にサヨナラ勝利。秋山監督は人目をはばからず、男泣きした。

 そして今回、25年ぶりの優勝へ向かってひた走るオリックスは、侍ジャパンのエース山本をぶつけてきた。負けられないソフトバンクは山本に対して、この日の試合前までの今季対戦打率4割2分9厘の松田を今季初の1番に置く必勝オーダーで臨んだが、全く機能せず、わずか2安打のみ、二塁すら踏めずに完封され、今季の対山本は4連敗の1勝5敗。先発スチュワートも4四球の大荒れで1回すら持たず4失点降板。あの“7年前の感涙”とは大違いの手も足も出ない完敗だった。

 工藤監督は「駄目だと振り返っても戻ってこない。もう明日に向けて、明日どうするか」とファイティングポーズを崩さなかったが、その現実は厳しい。3連敗で勝率5割を割り、残り17試合で首位オリックスに7ゲーム差をつけられ、事実上、連覇の可能性はゼロに近くなった。3位楽天ともまだ3ゲーム差。3日は中4日でエース千賀を投入し、連敗ストップへ「是が非でも」と工藤監督。Aクラス争いに踏みとどまるためにも、いや、王者の意地に懸けても、今こそ7年前に見せた、あの“死力”を振り絞る時だ。 (喜瀬雅則)

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