ビッグバン「1号」ビル完成 天神ビジネスセンター 福岡地所が再開発

 福岡市の再開発促進事業「天神ビッグバン」の規制緩和第1号案件として、地場デベロッパーの福岡地所(福岡市)が建設を進めていたオフィスビル「天神ビジネスセンター(BC)」が完成し、4日に現地でしゅんこう式が開かれた。天神地区では再開発プロジェクトが加速し、今後数年で高層オフィスビルが次々と誕生する。

 入居企業は約30社。福岡地所はNEC(東京)やジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)などのほかに、米ボストンコンサルティンググループが入ることを明らかにした。床面積ベースで9割程度のフロアが埋まっているという。開業日が最も早いのは1~3階に入居する西日本シティ銀行(福岡市)で、11月15日の予定。

 福岡地所の榎本一郎社長は記者会見で「世界のどこにもない、ものまねではないビルが完成した。iPhone(アイフォーン)のように美しさと機能性が詰まっている」とあいさつ。福岡市の高島宗一郎市長は「天神が、ビジネスが集積して夢をかなえられるエリアになる」と祝福した。

 天神BCは、老朽化した5棟のビルを解体して建設。当初は16階建ての予定だったが、航空法が定める建物の高さ制限緩和を受けて設計を見直し、地上19階で高さ89メートルまで拡大した。延べ床面積は約6万1千平方メートルで、オフィスを中心に商業エリアも一部設けた。

(布谷真基)

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