「フレッシュ内閣」「マリオネット内閣」あな特通信員が岸田内閣命名

 新たな内閣のイメージは―。岸田文雄内閣が発足した4日、西日本新聞「あなたの特命取材班」は、無料通信アプリLINE(ライン)でつながっている「あな特通信員」にアンケートを実施し、新内閣を表す名前を付けてもらった。閣僚名簿が公表された4日夕から、全国の通信員約1万4千人のうち、717人から回答を得た。

 全閣僚20人のうち、初入閣は13人だったことを踏まえ、福岡市のパート男性(70)は「フレッシュ内閣」と命名。東京都の女子大学生(21)は「老壮青のバランスを見て取れる。女性も多い」と「ニューフェース内閣」と期待を寄せた。

 長引く新型コロナウイルスの影響を受け、「打倒コロナ内閣」「コロナ封じ内閣」などの表現も多かった。「安定内閣」と銘打った愛知県の会社員女性(51)も「岸田さんの足跡や雰囲気から、コロナ収束への安定したかじ取りをしてくれそう」と熱視線を送る。

 一方、安倍晋三元首相ら自民党重鎮の影響力を踏まえ、福岡県飯塚市の自営業男性(48)は「マリオネット内閣」と呼び、「後ろに大物政治家の影がはっきり見える操り人形だから」とばっさり。安倍氏、麻生太郎氏、甘利明氏の頭文字を総称する「3A」や「傀儡(かいらい)」など同じ趣旨の表現は全体の約2割にも及んだ。

 間近に迫る衆院選を意識し、「選挙前自民党広報内閣」と名付けたのは福岡市の税理士男性(53)。「選挙を戦いやすくするため菅義偉前首相が辞意を表明し、総裁選や組閣で党のメディア露出を増やした」

 アンケートでは岸田氏が総裁選で主張した政策で、注力してほしいことを質問(複数回答可)。最多は「新型コロナの大規模な経済対策」。「『森友学園問題』への対処」「医療、介護、保育分野などの賃金アップ」と続いた。

 多岐にわたる課題の解消のため、新内閣を見極めようとする声も。飯塚市の公務員男性(45)は「いろいろ入っていそう。食べてみないと分からない」として「お好み焼き内閣」と表現。「未知との遭遇内閣」とした新潟市の会社員女性(56)は「実行力が未知数。コロナ禍でさらに的確な判断力、指導力を求められるが、スピード感を持って応えられるのか」と注視していく姿勢だ。

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 アンケートは、多様な方々の声を聞き取るのが目的で、無作為抽出で民意を把握する世論調査とは異なります。

 (小川俊一、竹中謙輔)

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