残暑に輝く秋の色 #この一枚

 博多の秋の風物詩「ぎなん落とし」が5日、福岡市博多区の櫛田神社であった。古式ゆかしい装束の神職や巫女(みこ)が、樹齢300年を超えるイチョウ「夫婦(めおと)ぎなん」に実るギンナンを収穫し神前に供えた。

 「ぎなん」とは博多弁で「ギンナン」のこと。神職7人が長さ約5メートルの竹ざおで枝先を揺すり、バラバラ落ちる実を巫女3人がはしで拾い三宝に盛った。50回目の今年はここ20年で最も多い出来といい、高山定史権祢宜(ごんねぎ)(44)は「博多に秋が訪れたことを感じてもらえれば」と話した。

 夫婦ぎなんは高さ約22メートル、幹回り約6メートル。雌雄の木が根元から寄り添うように生える。収穫したギンナンは清水で洗い、正月や来年3月の「ぎなん祭」で配る。

 (真弓一夫)

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