自力CS進出へ鷹執念のドロー 継投失敗救った栗原&リチャード弾

 ◇ソフトバンク7-7楽天(5日、ペイペイドーム)

 ファイティングポーズとなる一打だ。

 1点を追いかける八回。先頭のリチャードはフルカウントからフルスイングを繰り出した。酒居の144キロ直球を仕留めた22歳は、走りだす前にほえた。確信した一発は左翼スタンド中段に飛び込む6号同点ソロ。ダイヤモンドを一周した大砲の顔は興奮から紅潮していた。

 「前の打席でランナーを送ることができず、流れを悪くしてしまった。何とか取り返そうと打席に入りました」

 振り返ったのは1点リードの六回無死二塁の場面。負けられない状況下においては、パワーヒッターであれ確実に走者を進める役割も求められる。右打ちでの進塁打ではなく、自らバントをチョイス。ただ、2球ファウルにすると3球目は西口の直球に空振り三振。バットでヘルメットをたたき反省したが、その鬱憤(うっぷん)をすぐさま晴らした。

 今季20度目の引き分けに持ち込み5連敗こそ免れたが、きょう6日に楽天に敗れると自力CS進出の可能性が消滅する事態となった。

 残りは15試合。「最後の最後まであきらめない野球を続けていくことが、プロ野球選手としての義務だと思う」。CS圏内に滑り込むため、指揮官の言葉通り目の前の戦いに死力を尽くす。

 (鎌田真一郎)

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