ホークス自力CS進出消滅 12度目の零封負け…3位楽天と4差

 ◇ソフトバンク0-5楽天(6日、ペイペイドーム)

 執念のタクトが裏目に出ると、もう打線にはね返す力は残っていなかった。5点差に広げられた直後の八回。ソフトバンクの2番からの攻撃は、わずか8球で終わった。最終回も三者凡退。絶対に落とせなかった一戦で今季12度目の零封負けを喫し、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消えた。

 「僕らはとにかく勝っていくしかない」。ショックの大きな敗戦後にもネバーギブアップを強調した工藤監督が、なりふり構わぬ采配を振ったのは八回だった。3点ビハインドにもかかわらず「勝利の方程式」の一角、モイネロをマウンドに送り出した。

 「八、九回(の攻撃が)あったので」。そこまで無得点の打線に最終盤での逆転を期待してのセットアッパー投入。だが登板時点で防御率0・57の左腕は、無死からの連続長短打で1失点。さらに四死球で無死満塁とされて降板し、代わった田中が犠飛を打たれた。

 先発マルティネスが来日最多タイの11奪三振の力投を見せた中、打線は七回まで「0」を並べ続けていただけに、この時点で勝敗は決したとも言えた。「明日(7日)もゲームは続くので、下がった分だけ前に進みましょう」。工藤監督は努めて前を向く。ただ残り14試合で3位楽天と4ゲーム差。5年連続日本一への道は閉ざされかけている。

 (倉成孝史)

関連記事

PR

開催中

初めての俳句教室

  • 10月7日(木)、11月4日(木)、12月2日(木)
  • 耳納市民センター多目的棟

PR