本紙と中日新聞に新聞協会賞 リコール署名偽造で連携、スクープ

 日本新聞協会は6日、2021年度の優れた報道に贈られる新聞協会賞を発表した。西日本新聞社と中日新聞社によるニュース部門の「愛知県知事リコール署名大量偽造事件のスクープと一連の報道」(代表・中日新聞前社会部次長酒井和人、西日本新聞クロスメディア報道部デスク竹次稔)など6件が選ばれた。

 本紙受賞は13回目。ニュース部門では17年度の「博多金塊事件と捜査情報漏えいスクープ」以来、2度目となる。

 両紙は2月、愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)署名活動に絡み、佐賀市内でアルバイトによる大量の署名偽造が行われていたことを連携取材で特報。一報の端緒は、本紙「あなたの特命取材班」への情報提供だった。

 中日新聞はリコール活動団体の事務局幹部が、偽造された署名簿に指印を押したとの証言を報道するなど、偽造署名を仕上げる過程を明らかにした。5月にはリコール活動団体事務局長らが逮捕され、刑事事件に発展した。

 新聞協会は授賞理由として「民主主義の根幹を揺るがす重大な事実を、発行地域が異なる両紙が見事に連携してあぶり出した調査報道として高く評価される」とした。

 協会賞は20年7月から約1年間の報道が対象で、48社88件の応募があった。授賞式は、11月17日に盛岡市で開かれる第74回新聞大会で行われる。

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