「カズ兄ちゃん」慕っていたのに…同郷の2人に何が うきは保険金殺人 (2ページ目)

事件前に保険金増額か 容疑者、受取人も自身に変更

 叔父を殺害したとして殺人容疑で逮捕された会社役員の松成英一郎容疑者(54)が事件前、叔父に掛けられていた自動車保険の保険金を増額し、事件後に受取人を容疑者自身に変更した疑いがあることが、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は、保険金目当ての殺人事件とみており、保険手続きの経緯を調べている。

 松成容疑者は4月に福岡県うきは市で、叔父の西村一敏さん=当時(64)=を車で複数回ひいて殺害したとして逮捕された。県警によると、西村さんは2017年、容疑者が経営する保険代理店を通じて自動車保険に加入した。

 捜査関係者によると、増額手続き後、保険金は数千万円になった。事件後、容疑者は受取人になっていた親族から委任状を取り、自身に変更。保険金を請求したが、支払われていないという。

 また、松成容疑者は昨年6月、「自分が保険料を負担する」などと西村さんに説明し、生命保険に加入させた疑いがあることも分かった。

 事件後、保険金約1500万円が支払われたという。

 県警は7日、松成容疑者を送検した。

 (古川大二、西田昌矢)

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