脳死論議が残した宿題 田代芳樹

 もう30年以上も前になる。その是非が社会的論議を巻き起こした脳死移植を取材することになった。すぐに書店へ行き、ジャーナリスト立花隆さんの著書「脳死」を手に取った。ボロボロになるまで読み込んだことが懐かしい。

 医学的な「脳死」は社会的に「人の死」と言えるのか。その答えを探す上で...

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