【独自】沢井製薬が飯塚市に新工場 2023年度稼働へ最終調整

 ジェネリック医薬品(後発薬)大手の「沢井製薬」(大阪市)が、福岡県飯塚市に医療用医薬品の錠剤を生産する新工場を建設する方向で最終調整していることが8日分かった。投資額は300億~400億円とみられ、300~400人の雇用につながる見通し。2023年度中の稼働を目指しているもよう。

 同社は千葉県や兵庫県など国内6工場のうち2工場を飯塚市に構えており、計約700人が働く。新工場は、同市平恒の飯塚工業団地にある「第二九州工場」近くに建設するとみられており、既に2万9千平方メートルの用地を確保している。

 ジェネリック医薬品を巡っては、先発医薬品に比べて安価なため、政府が医療費抑制に向け使用割合目標を80%に設定するなど普及を促進。ただ、今年3月までに最大手の日医工(富山市)や小林化工(福井県あわら市)が製造不正で生産停止となったこともあり深刻な品不足状態が続いている。

 シェア拡大に向け、沢井製薬は大幅な設備投資計画を盛り込んだ21~23年度の中期経営計画を5月に公表した。新工場の建設について同社は「今のところ決定した事実はない」(広報)としている。 (長美咲)

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