CS崖っぷちの鷹、9年ぶり7連敗 工藤体制では初 3位と5.5差

 ◇西武6-2ソフトバンク(8日、メットライフドーム)

 長くつらい八回の守備だった。3番手の古谷が連続四死球でピンチを招き、山田にバスターからの決勝二塁打を許す。さらに今宮の適時失策に自らの野選も絡んで4失点。七回の牧原大のソロ、八回の中村晃の同点ソロは空砲と化した。

 本来の「八回の男」だったモイネロが、家族の事情で8日にキューバへ一時帰国。工藤監督は「いい投球を続けていたし、古谷でいこうと決めていた」と明かした。ここまで9試合、計10回を無失点だった若き快速左腕も重圧にのみ込まれた。

 勝たなければという重圧は攻守の焦りも生んだ。三回は2死から中堅右への安打で二塁を狙った柳田がタッチアウト。四回は栗原がけん制で飛び出して二塁で刺された(記録は盗塁死)。守っても今季最多タイとなる1試合3失策を犯した。

 2012年以来の7連敗(1分け挟む)。工藤監督の就任後はもちろん初の屈辱だ。「僕も見ていて感じるところはある。こういう中で自分をしっかり出し切れないといけない」。泥沼から抜け出せないチームに改めて強さを求めた。

 首位オリックスとついに10ゲーム差。クライマックスシリーズ圏内の3位楽天とは5・5ゲーム差に広がった。「本拠地に戻って、あすもゲーム。ゆっくりしている暇はない」と工藤監督。残り12試合。9日はオリックス山本との対戦が待つ。 (長浜幸治)

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