川内有緒著『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』 簡単に答え出ない大事な問い 

 最初にタイトルを聞いた時は、「目の見えない人とアートを見る?」「どうやって?」と疑問符だらけであった。

 本書の主人公、白鳥建二さんは幼少期に視覚を失った全盲者だが、大学時代に交際していた女性とダ・ヴィンチ展を見に行ったことから美術に興味を持つ。同伴者から、何が見え、どのような印象を持ったかなどを...

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