『万引き家族』リリー・フランキー、最底辺の父親役  崩れても深い愛

フクオカ☆シネマペディア(58)

 北九州市出身のリリー・フランキーがビルの谷間の一軒家で暮らす訳ありな家族の主で、土木仕事で日銭を稼ぎつつ万引で糊口(ここう)をしのぐ日雇い労働者の男を、独特のリアリティーで演じている。「万引き家族」(2018年、是枝裕和監督)は、その家族の中に、親の虐待で路頭に迷った女児が加わって、哀歓交錯の人間ドラマを繰り広げる。

 リリー演じる治の家族は、クリーニング工場で働く妻、信代(安藤サクラ)と、パチンコ好きで年金収入が家計を助ける老母初枝(樹木希林)、通学せずリリーから習った万引を重ねる息子・祥太、JK見学店でアルバイトをしている信代の妹・亜紀の5人。

...

残り 966文字

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

関連記事

福岡県の天気予報

PR

緑のコンサート

  • 2021年12月3日(金)
  • 福岡市健康づくりサポートセンター あいれふホール

PR