【独自】ホークス工藤監督が今季限りで辞任 球団の続投要請固辞

 プロ野球ソフトバンクの工藤公康監督(58)が今季限りで辞任することが9日、分かった。2015年からチームを率いて昨年までの6年間でリーグ優勝3度、日本一5度。だが今季はここまで4位に低迷。球団から続投要請を受けたが辞退の意向を固めて申し入れた。球団は今季就任した小久保裕紀ヘッドコーチ(50)の昇格や外部からの人選も含めて後任人事を急ぐ。

 就任1年目のリーグ優勝、日本一を皮切りに、昨季まで6年間は全て2位以上。だが2年契約最終年の今季は、森、グラシアルら投打の主力に故障者が続出して低迷したものの、球団は昨季までの実績から工藤監督の手腕を高く評価。夏場以降複数回にわたって来季の続投を要請した。だが工藤監督は7年目の今季を集大成と位置づけて臨んでおり、Bクラスに沈む現状を重く受け止め、続投要請を正式に辞退した。

 工藤監督は愛知県の名古屋電気高(現愛工大名電高)から1982年に西武に入団。西武、ダイエー(現ソフトバンク)、巨人などで通算224勝を挙げるなど球界を代表する左腕として活躍した。ダイエー時代の99年などシーズンの最優秀選手を2度獲得。2011年に現役引退を表明した。16年に野球殿堂入りを果たした。

 ソフトバンクの監督としては投手育成のシステムを構築し、チーム防御率は過去6年でリーグトップ4度。今季も9日現在で1位となっている。また短期決戦に強く、ポストシーズンでは19年クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦の楽天戦から16連勝中で最長記録。日本シリーズも広島との18年第3戦から12連勝中で最長記録だ。

 さらに選手と監督として日本一を計16度経験。川上哲治(巨人)の15度を上回り、森祇晶(巨人、西武)の17度に次ぐ史上2位につけている。

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