長谷川「悔いなし」 引退会見で号泣 鷹一筋15年「山あり谷あり」「足ボロボロ」

 ソフトバンクの長谷川勇也外野手(36)が9日、ペイペイドーム内で引退会見を行った。右足首痛に悩まされ続けた長谷川は「足がボロボロになったなと実感したし、それが打撃にまで影響してしまったのが決断に至った大きな理由」と説明。2日に出場選手登録を抹消されてからわずか3日後の5日には球団に今季限りの引退を申し出た。「悔いはないです、悔いなくユニホームを脱ぎます」と話すと涙を止めることはできなかった。

 7年目の2013年に首位打者と最多安打のタイトルを獲得。さらなる飛躍を期待されたが、翌年に右足首に故障を負った。「初めは『なんでこうなったんだろう』『なんでうまくいかないんだろう』と考えることもあった」。2度の手術を経て歯を食いしばりながらグラウンドに立ち続けた。「山あり谷ありしかなかった。でも僕だからこそ、その山を越えて谷も登ってやってこられたのかなと。そこは胸を張って言えます」と語った。

 今後について「僕は(シーズン安打を)198本しか打っていないんで。200(本)打てるバッターを育てるというか、そういう選手に関わりたいなという夢を持ってます」と指導者転身の希望を明かした。

 プロ入りから15年にわたってチームに貢献した功労者に対して球団は19日のロッテ戦(ペイペイドーム)で引退試合を行う方向で調整している。「最後にファンの皆さんの前で打席に立てるなら中途半端にはしたくない」と最後までファンの前で“打撃職人”であり続ける。 (長浜幸治)

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