鷹8連敗、CS絶望的に 3位と6.5差 リリーフ陣が不安定さ露呈

 ◆ソフトバンク2-6オリックス(9日、ペイペイドーム)

 今季の「ワースト」ばかりが更新されていく。本拠地ペイペイドームで、25年ぶりのリーグ優勝に向けて突き進むオリックスにのみ込まれた。黒星の連鎖は「8」に。借金は「6」に。今月に入って白星がないなど悪夢の10月を迎えている。

 懸命に戦ったナインを、ダッグアウトの入り口前で出迎えた工藤監督。当然のごとく表情は険しいが「残り11試合あるのでね。ファンの皆さんに、このままの姿を見せるのは絶対によくない。いい姿を見せられるようにね」と言葉を紡ぎ出した。

 変わらず投打がかみ合わない。中村晃が難敵山本から今季チーム初本塁打となる7号ソロ。1点差に迫るも六回に2番手板東が1点を失った。再び1点差としても、その直後の八回に甲斐野が3点を失い、はね返す力は残っていなかった。

 リリーフ陣が不安定さを露呈してしまい失点を重ねた。それでも、目の前の試合を戦うしかない。工藤監督は「岩崎もモイネロもいないけど、そこは若い人たちが自覚を持って投げていくしかない」と苦しい戦いが続く中での奮起を求める。

 10日にも2年連続リーグ優勝への道が完全に断たれる。クライマックスシリーズ(CS)進出へ向けても3位楽天と6・5ゲーム差で風前のともしびだ。巨人以来の日本シリーズ5連覇を目標に掲げて臨んだ2021年は、誰も想像だにしなかった秋を迎えている。それでも指揮官は「あしたこそ」と口にした。可能性がある限り最後まで戦い抜いていく。 (山田孝人)

関連記事

PR

開催中

久木朋子 木版画展

  • 2021年10月13日(水) 〜 2021年10月18日(月)
  • 福岡三越9階岩田屋三越美術画廊

PR