100年変わらぬ穂波抜け #この一枚

 黄金色に輝く稲穂の海をアイスグリーンの電車が駆け抜ける。宮の陣(福岡県久留米市)と甘木(朝倉市)を結ぶ西鉄甘木線。このうち甘木-北野間(12・5キロ)は、今年が開通100年に当たる。

 1日平均乗降客数(五郎丸-甘木間)は約5500人(2020年度)。2両編成で田園や家屋の間を縫って走る姿は、本線の天神大牟田線とは違う愛らしさがある。

 背景の耳納連山と、稲刈りが進む田んぼ。車両は変われど、この風景は100年前から変わらないのだろう。時間旅行の気分を味わえた。 (軸丸雅訓)

 写真デザイン部経験が長く、8月に八女筑後支局長となった記者が筑後の秋を“切り撮り”ます。(随時掲載)

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