鷹134試合目…ついにリーグV完全消滅 チームは快勝、CSに望み

 ◇日本ハム0-5ソフトバンク(12日、札幌ドーム)

 ソフトバンクが優位に立っていた試合中、首位オリックスがロッテに引き分けた。この瞬間、工藤監督就任後初のリーグ連覇への望みが、今季134試合目で消えた。

 もっとも試合自体は快勝だった。連勝への流れを呼んだのは、今季台頭したニューパワーだ。二回1死二、三塁、リチャードが左腕河野のカーブを引っ張り、先制の左翼線2点二塁打にした。「先輩方がつくったチャンスを生かせて良かった」と喜んだ。

 育成出身の4年目は9月2日の1軍デビューから7本塁打。9月以降に限れば4本の柳田、5本のデスパイネ、栗原を抑えてチームトップだ。工藤監督も「最初から出ていれば、ホームランダービートップ」と、規格外のパワーヒッターの素質をたたえる。

 5年連続日本一の可能性は、まだわずかに残っている。今回の勝利で試合がなかった3位楽天とのゲーム差は5に縮んだ。13日からは楽天と敵地で2連戦。V逸という現実と向き合った工藤監督は、逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出を見据え「一戦必勝。しんどいところもあるけど、余裕なんてない。必ず最後良い形で終われるように。やるしかない」と自らを奮い立たせるように語った。

 残り9試合。チームの未来を担う大砲の一打で得た白星を弾みに勝ち続けていく。 (鎌田真一郎)

関連記事

PR

開催中

久木朋子 木版画展

  • 2021年10月13日(水) 〜 2021年10月18日(月)
  • 福岡三越9階岩田屋三越美術画廊

PR