保育園長が1~2歳児に虐待行為 熊本県合志市、法定監査怠る

 熊本県合志市の市認可保育施設で、園長が複数の乳幼児に対して頰をたたくなどの虐待行為をしていたことが市への取材で分かった。市はこの施設への法定監査を怠っていた。

 市子育て支援課によると、9月に施設の保育士から「園長の女性が今年夏ごろ、1~2歳の園児の頰をたたいたり、飲み物をかけたりした」との相談があった。市の聞き取りに園長は「行き過ぎた行為だったと反省している」と話し、園長を辞任する意向を示したという。市は認可取り消しを検討。施設を運営するNPO法人は取材に「担当者が不在でコメントできない」としている。

 一方、児童福祉法は小規模保育施設について市町村による年1回以上の監査を規定。合志市は今回の施設を2018年度に実施して以来、行っていなかった。市は法令に対する認識が不十分だったと認めた上で「監査で虐待を防げたかは分からないが、今後は保育士にも聞き取りできるよう監査項目を見直す」としている。

(西村百合恵)

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