「1日16時間業務も」追い込まれる保健師 持続可能な体制整備こそ

衆院選ちくご'21コロナ禍の現場から

 国内で新型コロナウイルス感染者が初めて確認されてから1年9カ月。「短期決戦をこらえれば、感染は収まると信じていたのに…」。福岡県久留米市保健所でコロナ対応に当たる保健師の女性はこぼす。

 共働きで子育て中。新規感染者が増えると帰宅は遅くなり、3人の子どもの寝顔しか見られない。「なんでママ、帰ってこんと?」。父親に感染者数を聞くことが、子どもたちの日課になった。3人のことを思うと、涙がこぼれる。

 保健所は市の公衆衛生政策の司令塔を担う。久留米市は福岡、北九州両政令市に比べ、保健師の数が少ない。感染症対策の立案と感染者への対応などが重なり「1日の業務時間が16時間の日もあった」と女性は話す。...

残り 770文字

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

福岡県の天気予報

PR

me music マリンワールド海の中道 外洋大水槽前から

PR