生活保護に頼るしか…貧困に追い打ちを掛けるコロナ

争点の現場・筑豊 衆院選2021③

 福岡県川崎町に住む男性(69)は半世紀以上、左官業で生計を立ててきた。結婚し、子どもにも恵まれ、マイホームも建てた。しかし、新型コロナウイルス禍で人生が暗転する。仕事がなく、国民年金だけでは妻(69)と2人の生活さえ苦しい。

 「周りにも多い。うちも申請しようか…」。妻と生活保護の申請を話し合う度、思いとどまってきた。

 しかし6月、妻がくも膜下出血で倒れた。命は取り留めたが、通院が欠かせず、月数万円の医療費が重くのしかかる。男性は8月から生活保護を受け始めた。...

残り 1218文字

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

関連記事

福岡県の天気予報

PR

PR