長崎4区は北村氏、自民内にしこりも 派閥優先?県連推した瀬川氏不出馬 

 「誠にありがたい。感謝の気持ちでいっぱい」。衆院長崎4区では元地方創生担当相で前職の北村誠吾氏(74)が自民公認となり、長崎県佐世保市内で報道陣の取材に頬を緩ませた。一方で、公示を4日後に控える中で続いた公認争いは尾を引きそうだ。

 北村氏の閣僚退任時の失言などを問題視した党長崎県連が新人で県議の瀬川光之氏(59)を推した内紛劇に、党執行部の答えは「前職優先」。北村氏は「今回は自身の不手際でゴタゴタにつながった」と反省。瀬川氏は長崎市内で取材に「挙党態勢ができるよう努力するのが組織人の務め」と述べ、不出馬を表明した。

 関係者によると数日前、党執行部が「今回は北村、次回は瀬川を公認ではどうか」と打診したが、県連側は「(反北村派を)説得できない」と拒否。立民新人の末次精一氏(58)を含めた3人が対象の直近の党情勢調査では北村氏が最も分が悪かった。北村氏が岸田派ということもあり「首相派閥で決まった印象」(党関係者)との声も漏れる。

 この日、党県連の山本啓介幹事長は挙党態勢づくりを急ぐ考えを示し、北村氏自身も「自民党は戦える組織。ノーサイドになるはず」と語る。だが陣営関係者は「しこりを残さないのは相当難しい。本人が頭を下げて回るしかない」と危惧し、選挙区を二分した党内が修復するか不透明だ。

 4区には、いずれも無所属の田中隆治氏(78)と萩原活氏(61)も出馬する方針。 (岩佐遼介、泉修平)

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