福岡、6戦残しJ1残留決めた 「5年周期」ジンクスに終止符

 「5年周期」でJ1昇格と降格を繰り返していたアビスパ福岡の来季J1残留が16日、確定した。同日は神戸市のノエビアスタジアム神戸で神戸に0-1で敗れたが、降格圏の17位湘南が鳥栖に引き分けるなどし、福岡の16位以内が確定した。5年ぶりにJ1に昇格した福岡はリーグ戦6試合を残し、勝ち点46で8位と目標の「10位以内」を上回る健闘を見せている。

 チームを躍進させた2年目の長谷部茂利監督(50)は「J1残留はクラブが目指していたところで、私にとって必達のノルマだった」と淡々と話した。福岡は初めてのJ2降格が決まった2001年以降、06年、11年、16年にJ1に昇格したが、いずれも1年で降格。「5年周期」は関係者やサポーターからジンクスとして語り継がれてきた。

 16日も先発出場した金森健志(27)は16年の降格決定直後にJ1鹿島に移籍、同じ九州のライバルクラブであるJ1鳥栖を経て今季復帰した。「(復帰の)オファーをもらった時、5年周期を終わらせるという強い使命感が心に湧いた」と振り返り、「歴史を変えることができたのはうれしい」と感慨を込めた。

 クラブも外国人8人体制で臨むなど積極的な選手補強で後押し。J1で年間最下位だった16年のチーム人件費9億円超から約17億円と予算を増やし、コロナ禍で資金確保に奔走中だ。川森敬史社長(55)は「来年はさらに勝ち点が伸びる年にしたい。(ホームゲームの)来場者やサポーターを多く獲得しないと」と意欲を見せた。

 (松田達也)

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