無力でも歩む人間賛歌 戦争を経て、死や老い見つめた晩年 糸園和三郎展

 大分県中津市出身の洋画家糸園和三郎(1911~2001)の絵画には、絶えず人間が登場する。その姿は静かで、不安げで、なすすべがなく立ちすくんでいるようにも見える。幼い頃に大病を患い、青年時代に戦争で近しい人を失った糸園。絵に込めたのは、運命の前に無力でありながら、それでも歩みを進めようとする人々へ...

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