アマミノクロウサギ、ルリカケス…多様な固有種育む奄美の森

 鹿児島は自然の宝庫だ。奄美や沖縄の島々が7月、新たな世界自然遺産に登録された。「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」。既に「屋久島」がある鹿児島県は全国で唯一、県内に2カ所の世界自然遺産を持つことになった。登録の決め手は、島々に広がる亜熱帯の森で独自の進化を遂げた希少な生き物が多く生息する「多様性」。ここでしか出合えない固有種の動植物が息づいている。その魅力を探ってみた。(田中仁美)

 るり色と赤茶色のコントラストが美しい「ルリカケス」、徳之島だけに生息し、トカゲに近い特徴を持つヤモリの仲間「オビトカゲモドキ」、アリが種を運ぶ植物「フジノカンアオイ」。奄美大島には861種、徳之島には284種もの固有動植物がある。...

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