内村「これがスポーツ」故郷の有観客大会満喫 北九州世界体操

 体操の世界選手権(西日本新聞社など協賛)は20日、北九州市立総合体育館で男子予選があり、個人総合で2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ五輪を連覇した内村航平(ジョイカル)が鉄棒でミスのない演技を披露した。

 今大会同様に種目別鉄棒に絞って出場した東京五輪は演技途中で落下し、予選落ち。生まれ故郷の北九州市で「五輪でできなかった演技をしたい」と大会に臨んだ。ウオーミングアップの動き一つにも拍手が起こるなど観客の後押しを受け、高難度の離れ技などを大きなミスなくやり通した。

 東京五輪は無観客だっただけに「お客さんの中でしっかり演技をやることができて盛り上がってもらう。僕たちもしっかり返さないといけない。これがスポーツのあるべき姿と感じた」とファンに感謝し、演技後は自らのサイン入りの日本代表Tシャツを観客席に投げ込むファンサービス。「生まれ故郷で有観客。もっと楽しんでもらえるかなと思って」と笑顔で話した。

 東京五輪で同種目と個人総合の2冠を達成した橋本大輝(順大)も登場し、貫禄の演技を披露。「(技が)成功すると(観客が)沸く感覚があってやりやすかった」と有観客開催の喜びをかみしめていた。

 (伊藤瀬里加)

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