立候補者の横顔紹介 衆院選熊本1区

 19日公示された衆院選では、県内4選挙区に計10人が立候補した。それぞれの経歴や人柄、政治信条などを紹介する。 (届け出順、年齢は投票日現在の満年齢)

庶民力で変革目指す

濱田大造氏

濱田大造氏(51)立民新人

 商社時代、研修留学したモスクワ大で出会った教授から「志ある若者は政治の世界に行くべきだ」と言われ、政界を目指した。

 退社後、出身地の熊本市に戻り、2007年に県議に初当選。計3期10年半務め、公立高の入試改革や制服の独占販売禁止などを訴え、実現した。「野党だから何もできない、ということはない」と自信になったという。

 自民党には世襲議員が目立つとして「国民の気持ちが分かる庶民出身の政治家が今こそ必要」と力を込める。「国民に寄り添う優しい政治で、世の中は変わると伝えたい」。思いの奥底には、今は亡き父の「人に親切に」という教えがある。 (西村百合恵)

初心胸に挑む5期目

木原稔氏

木原稔氏(52)自民前職

 政治家としての出発点には、3歳下の弟の存在がある。幼い頃に脳性まひとなり、障害が残った。ボランティア活動に足を運ぶうちに「社会的弱者が暮らしやすい環境をつくりたい」と志したという。

 都市部で無党派層が多い1区での戦いは「毎回が1回目の選挙のつもり。流動人口に的を絞った対策も必要になる」。この1年間は、菅義偉前政権で首相補佐官を務めた。コロナ対策や携帯電話料金の値下げなど「実績」も有権者に説明するつもりだ。

 5期目の当選を目指す今回。経験を重ね肩書を背負っても、初心を忘れまいとこの言葉を胸に挑む。「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」 (鶴善行)

熊本県の天気予報

PR

PR