衆院選立候補者の横顔…福岡2、3区

 19日に公示された衆院選で、福岡都市圏の福岡1~5区には15人が立候補し、各地で新型コロナウイルス対策や地域活性化などについて、論戦を繰り広げている。各候補者の経歴や人柄、政治信条を紹介する。(届け出順)

 福岡2区

政治の力で若者応援

新開崇司氏(50)維新新人

新開崇司氏

 「あまりにも若者に負担が大きい社会だ」

 40代になるまで政治の道を考えたことはない。だが自身の子どもが成長するにつれ、「税や保険負担などで収入が削られ、生活に追われる若者の実情に疑問を抱くようになった」と維新政治塾の門をたたいた。

 福岡市議選に2回挑戦し落選したが初心は変わらない。子ども2人のつながりで地域の少年野球チームや「おやじの会」などと今も深く関わり、「若者や子育て世代の声をたくさん聞いてきた。政治の力で応援したい」と国政を志した。

 好きな言葉は「意志あるところに道は開ける」。時には趣味の登山でリフレッシュしながら、「大志を抱ける未来」を思い描く。

少年時代の志が形に

鬼木誠氏(49)自民前職

鬼木誠氏

 「少年時代の志が形になった。感慨を覚える」

 小学生のころ、平和授業で戦争を防ぐ手段を問われ「僕が政治家になって、戦争がない平和な国をつくる」と答えた。衆院当選3回を経て今月、防衛副大臣に就任。「国民の命と安全を守り、平和を守る役割をしっかり果たしたい」

 高校から続けるラグビーで「大きな相手に勇気を持って立ち向かう精神を培った」。自由闊達(かったつ)な党風への改革を訴える議員有志の会の設立メンバー。「党内の議論で厳しい意見を言うことは珍しくない」という。

 大学時に貧乏旅行で巡ったインドの偉人、ガンジーを尊敬する。「彼のように、信念が服を着て歩くような人間になりたい」

街頭あいさつ14年

稲富修二氏(51)立民前職

稲富修二氏

 自己分析は「一度決めたらやる」性格。朝の街頭あいさつは毎日続けて14年になる。仕事で東京に行く日も、1時間あれば駅などで朝の通勤客らに頭を下げてから向かう。

 東大卒業後、商社に就職。社員の所得税を計算する業務を経験し、税制が不公平と感じたことから「税金の使い方を変えたい」と政治家の道に。松下政経塾で学び、米国への留学中に経済政策の研究などを通して二大政党制の必要性を実感する。

 「政治家は体力が一番」との思いから、毎週日曜日は福岡市の大濠公園でのランニングを欠かさない。2019年の福岡マラソンにも出場。「タイムは聞かないで」と苦笑する。

 

 福岡3区

政策は現場目線から

古賀篤氏(49)自民前職

古賀篤氏

 「岸田政権の中で1丁目1番地の政策は新型コロナ対策。ぜひ、やらせてほしいとお願いした」。岸田内閣で厚生労働副大臣に就いた。いろんな批判が出かねず、火中の栗を拾いに行く一面がある仕事だが、「だれかがやらないといけない」と、自ら希望した。

 元財務省職員で、国の予算づくりについて熟知。自民党総裁選では「政策通」の若手側近として岸田氏を支えた。政策づくりで大切にしているのが現場目線。2012年の初当選から取り組んでいる保育環境の整備で、専門的な知識をより深めようと思い立ち、保育士の資格を取得した。

 コロナ下、健康づくりのため、室内用のバイクをこぎ、汗を流している。

ハト派の姿勢を貫く

山内康一氏(48)立民前職

山内康一氏

 世界の貧困問題に興味を持ったのは筑紫丘高在学中。大学卒業後は、国際協力機構や国際非政府組織(NGO)で技術協力や人道援助に従事した。政策提言にも取り組む中で「議員になった方が手っ取り早い」と思い立ち、国政へ。2005年の衆院初当選から、関東で連続3期。政党は自民、みんななどと変わったが「ハト派な保守の政治姿勢は一貫している」。

 前回は元職の地盤を引き継ぐ形で福岡に戻り、3区で立民から出馬して比例代表で国政に復帰。党内では政策通として一目置かれる。勉強のため、今年は既に170冊以上を読破。好物の「牧のうどん」は、選挙戦を勝ち抜くためのダイエットで最近は控え気味だ。

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