衆院選長崎3区候補者の横顔 届け出順

大志抱き運動重ねる

山田博司氏

山田博司氏(51)無所属新人

 政治家を志したのは13歳。教師志望だったが、不慮の事故で父親を亡くし、生活環境が一変したのがきっかけだ。「つらく、苦しく、悲しい思いをした。政治家になって、こうした世の中を変えなければいけないと思った」と振り返る。

 県議選では保守地盤の強い五島市で自民候補を破り、5選を果たした。4年前から国政への準備も進め、精力的に各地へ足を運び、知名度向上に努めた。今年は900カ所で街頭演説を行い、「『あなたは誰か』と言われたこともあったが日に日に応援は広がった」と手応えを感じる。

 「大きな政党や企業の応援はないが、私には大きな志がある」と、日焼けした顔で力を込める。

企画力、交渉力に自負

谷川弥一氏

谷川弥一氏(80)自民前職

 「勉強の量は誰にも負けない」。毎日、新聞を4時間熟読し、関心がある記事を切り抜く。県議5期目の2003年衆院選で初当選し、離島振興などに尽力。「政治家の物差しは企画力と交渉力。『勤務評定』すべきだ。私は自信あるよ」と強調する。

 傘寿を迎えた今回、「これが最後」と言明し、7選を目指す。他陣営は「世代交代」を訴えるが、「同じ能力なら代わった方が良いだろう。だが、私は代わるわけにはいかない」。語気を強めた後には「日頃からうっぷんがたまっている。ごめん」と笑いを誘い、無邪気な一面ものぞかせる。 「毎日、5千~6千(歩)は歩く」。街頭にも立ち健在ぶりをアピールする。

下から支える政治を

山田勝彦氏

山田勝彦氏(42)立民新人

 「上から目線の政治ではなく、下から支える」。政治家像として挙げる歴史上の人物は西郷隆盛。「常に庶民に寄り添う心がある」

 障害児の自立支援を通して、食の安全や安心への問題意識を強め、国政挑戦への決意を固めた。「多くの国で禁止される遺伝子組み換えの食べ物や、危険な除草剤を日本は受け入れている。この国の制度を変えなければ、子どもたちの笑顔や未来は守れない」

 父は元農相の山田正彦氏。「大学時代は強引に選挙を手伝わされた」と苦笑する一方、「世のため、人のために頑張ってきたんだと理解できるようになった」。親子で納まるポスターには「もう変えんば!」の文字。世代交代を訴える。

「たたき上げ」に憧れ

石本啓之氏

石本啓之氏(52)諸派新人

 小学校の教員で「教育愛があり、熱心だった」という父親を見て育った。自身も大学卒業後、県内の高校で数年間、教員として勤務。「退職して福岡市で約5年、社会を知ろうといろいろな仕事をした」。図書館で政治家の野中広務氏(故人)の自伝と出合い、政治家への思いを強めた。

 京都府の町議から町長、府議、副知事と務めた後、中央政界に進出し官房長官に上り詰めた野中氏。「たたき上げ」の実力者の姿に「素晴らしい」とあこがれ、2002年、川棚町議補選に立候補、初当選した。

 政治団体代表となり、国政に初挑戦。「誰もが対等な社会の一員として認められるユニバーサル国家にする」とアピールする。

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