黒田清輝や岸田劉生ら近代日本絵画の名作展 福岡県立美術館

 明治から昭和の日本を代表する画家たちの作品約70点を集めた「近代日本絵画の名作展~ひろしま美術館コレクション~」が29日、福岡市中央区天神の福岡県立美術館で始まる。日本有数の名画がそろう「ひろしま美術館」(広島市)の所蔵品が、まとまって福岡で公開されるのは初めて。

 日本近代洋画の父と呼ばれる黒田清輝はフランスで学び、明治、大正期に活躍した。パリ郊外の村を舞台にした「洋燈(ようとう)と二児童」は、ランプの下で針仕事をする少女と、うたた寝をする少年を描いた。穏やかな日常の情景から、黒田の優しいまなざしが感じられる。

 「麗子像」が有名な大正期を代表する岸田劉生、昭和の洋画家梅原龍三郎、日本画の横山大観や平山郁夫など大家の作品が並ぶほか、青木繁や中村研一など福岡、九州出身の作家の作品もある。いずれも美術の教科書に載るような画家ばかりで、学生には近代日本美術史の流れを実物から学ぶ機会にもなる。

 12月26日まで。入場料は一般1200円(前売り200円引き)など。県立美術館=092(715)3551。 (日高三朗)

関連記事

福岡県の天気予報

PR

PR