鷹、投打の歯車ずれたまま“終幕” 東浜4失点、打線はデスパのソロのみ

 晩秋の仙台の風が冷たい。クライマックスシリーズ(CS)進出へ残り3戦全勝が最低の条件だったソフトバンクの5年連続日本一が消えた。2013年以来のBクラスとなる4位が確定。工藤監督は「監督である僕の力不足。選手は一生懸命やってくれた」と責任を一身に負った。

 試合内容も寂しかった。先発東浜は四球に味方の失策も絡んで、三回途中4失点(自責1)で降板。打線も相手を1本上回る8安打を放ちながら、デスパイネの10号ソロの1点に終わった。

 序盤にエース千賀、守護神森が離脱。5月に戦列を離れたグラシアルは戻らないままだった。相次いだ主力の故障は低迷の要因だが、工藤監督は「バックアップできる選手をつくれなかった。しっかり指示を出していれば」と首を横に振る。CS進出が厳しくなっても「無理だと思った方が負ける。一丸で戦う姿勢を」とチームを鼓舞してきたが、最下位だった08年以来13年ぶりのシーズン負け越しも決まった。

 常勝軍団に訪れた過渡期。指揮官は試合後、ナインに今季限りでの辞任を報告した。一方で得点につながらなかったが、七回には24歳の柳町、22歳のリチャードと三森の安打で満塁とした。「来年以降も応援してもらえるように、つなげていかないといけない」と工藤監督。残り2試合で、未来への光を見せたい。 (山田孝人)

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