半信半疑だった筑豊の鮎の友釣り【かわすじ今日談】

 ドキドキしながら当たりを待った。竿(さお)先からピンと延びた釣り糸が、川の中の大きな石の周りを縫うように上流へ、上流へと進む。「掛かれば、糸が川底へ引き込まれるはずだ」。そう心の中で念じながら、糸に付けた目印を追うこと5分、10分、15分…。「もう、おらんようやあねえ」。巧みにおとり鮎(あゆ)を泳がせていた“名人”が、八木山川漁協組合長の有吉英勝さん(73)=宮若市=に今回の釣行の終わりを告げた。初めて目の当たりにした鮎の友釣り。しかも、ここは遠賀川の支流の一つ、八木山川。筑豊で鮎の友釣りを楽しむ-。正直、この現場に立つまで半信半疑だった。...

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