生物化学兵器は科学の負の歴史 直視し、たどった神経内科医

 神経内科医で中毒学が専門の井上尚英・九州大名誉教授(81)が、2度の世界大戦で欧米諸国が使った毒ガスなど生物化学兵器の成り立ちや及ぼした影響を、開発秘話とともに振り返る2冊を相次ぎ刊行した。幼少期の空襲体験と歴史好きが「戦争と科学」という生涯のテーマに向かわせたという。「使い方一つで薬にも殺人の道...

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