「博多なないろ」チームの個性生かしリニューアル HKT48月イチ報告㊤

 新型コロナウイルス禍による一時的な活動休止を乗り越え、HKT48が11月26日の10周年へ向けて走りだした。6、7人編成での「博多なないろ」で劇場公演も再開し、12月1日には2ndアルバムの発売も決まった。一方で、9月19日には1期生・村重杏奈(23)が卒業を発表するなど衝撃的なニュースも飛び出した。激動の9月を1期生の今田美奈(24)、2期生の上野遥(22)、3期生の外薗葉月(22)、5期研究生の川平聖(17)と振り返る。(古川泰裕) ※取材は10月4日

 -もう10月だね。

 上野「早すぎる。まだ10月になったっていうことを信じていないですね(笑)。9月もまだ信じていなかったんですけど、気づいたらもう10月」

 今田「はやーい」

 -まだ暑いし。

 川平「暑いですね」

 上野「まだ8月みたい」

 今田「夏みたい」

 -10周年も近づいてきた。

 今田「早い…」

 -HKTの周年行事には年末感も漂う。

 上野「ありますねえ」

 今田「でもここ3年くらい、コロナの関係もあって、あんまり時間が進んでいないような気も、しなくもないというか。本当に10周年なのかな?感も若干ありますね」

 上野「具体的に何をするかも、ぶっちゃけ何も知らないから。だから実感がないのかもしれないです。今も何も知らないまま過ごしているので。『10周年かあ。何するんだろ?』って(笑)」

 今田「いっつもそんな感じで、準備に入り出してからやっと『周年なんだ』って実感するから」

 外薗「直近で実感が湧いてきますよね」

 -確かに「10周年」というプレミア感はまだあんまりない。

 川平「5期生は7周年でお披露目だったので、全然まだ。5期生だけで言うと3周年とかなので、一番実感がないですね」

 -5期生は2018年11月26日にデビュー。

 今田「でもなんか、HKTのデビューである11・26に5期生もまた周年を迎えるっていうのは、めっちゃいいなあって。最近知ったんですよ、5期生が11月26日にデビューしたって。ちょっと記憶がなさすぎて『一緒なんだ!』って。でも一緒にそうやってお祝いできるのは、いいなと思って」

 上野「すてき。分かりやすいし」

 -美奈ちゃん、5期生お披露目の時、ステージにいたよね?

 今田「はい、いました(笑)」

 川平「忘れないでくださいよ(笑)」

『だるまさんが転んだ』を入れ込んだチームパープルの公演

久しぶりにお客さんが目の前に「けっこう震えた」

 -8月はコロナ禍で動けず、9月は徐々に活動を再開。8日に「博多なないろ」で劇場公演スタート。初日はチームオレンジの一員として上野さんが出演した。

 上野「どっちの良さもあるのは大前提なんですけど、無観客の後に有観客でやったとき、自分のテンションの上がり具合が全然違うなって感じるんですよね。どっちも楽しいんですけど、やっぱりお客さんが目の前にいてこそ力を発揮できる職種なのかなって、より実感しましたね。ありがたかったというか。まあでも、セットリストも一新して、より魅力的な公演に生まれ変わったっていうことは良かったですね。時間が空いたからこそ」

 -今田さんのチームピンクは。

 今田「ピンクは無観客でやっていないんですよ。9月8日から(なないろ公演が)始まったんですけど、ピンクは24日が再開初日だったんです。スケジュールの都合で、全員が集まるタイミングがそこしかなくて、有観客でスタートしたんですよ。今回は無観客を経験せずに有観客でできたんですけど、1カ月半くらいかな?8月は全然ステージに立っていないし、ファンの前に出ることもなかったし。おうちにいながらSNSとか配信系をいろいろやっていたので、人の前で歌って踊ってしゃべるっていう感覚を忘れていた頃に再開したので、久しぶりに震えたというか、若干の恐怖がありました。期間が空きすぎて、大丈夫かな?って。練習してもしても、(ステージに)立ってみないと分からないけど、なかなか感覚が戻ってこないんですよ。だから今回はけっこう震えましたね」

 -対人、対ステージのブランクか…。

 今田「うれしいんですけど、感覚が戻ってくるまで時間がかかりそうだなっていう恐怖はありました。公演の終わり頃になって、やっと『楽しい、楽しい』って思えるようになったので、良かったと言えば良かったんですけど」

 川平「チームブルーもぎりぎり有観客でできたんです。前回の『なないろ』公演では5期生1人ということで緊張してずっとガチガチだったんですけど、その後も公演のアンダーに出させてもらった時、ブルーの先輩たちと話す機会がけっこうありました。そこでめっちゃ慣れて。前より緊張せず、めちゃめちゃ楽しくできました」

 上野「すごいと思う、本当に1人で。私、絶対無理だもん(笑)。聖ちゃん、前回の『なないろ』公演の後からMCとかもガンガンしゃべるようになっていたり、アンダーでもめちゃめちゃしゃべったりしていて、(ブルーで)いいもまれ方をしたをしたんだなって。そこでもう一回再開するのは、すごくいいなと思いました。成長を見られますしね」

 川平「前はあんまりしゃべれなかったんですけど、今回は逆にMCが一番楽しみなくらい」

 上野「いいねえ」

 -再開は楽しみだった。

 川平「そうですね。ブルーが久しぶりっていうのもあったし、公演ができるっていうのもあったし、楽しみが一番大きかったです」

 -チームパープルは?

 外薗「パープルはみんな自由人なので(笑)。私たちもぎりぎり有観客でできたんです。(ステージに立つ)人数は少ないけど、見ている人も楽しめるように曲中に『だるまさんが転んだ』を入れ込んで、遊び心を、パープルらしさみたいなものを出そうって考えて。あと、逆にパープルらしくないダンス曲を1曲入れて、ちょっと『雰囲気が変わったよ』みたいなこともやりましたね。めっちゃ久しぶりだから、めっちゃ緊張しました」

 今田「やばいよね、あれ震えるよね。なんだろう、なんて言葉で表現すればいいのか分からないけど、1回卒業した人が、またステージに戻るような感覚なのかな(笑)」

 上野「OG(笑)」

 今田「OGの感覚なのかな、そんな気分なんだろうな、って思いながらも、でもまだ現役なので頑張ろうって(笑)」

 -2カ月弱の中断期間だったけど長く感じた。

 今田「長かったし、7月のギリギリ終わりまでやっていて、8月アタマのスケジュールも出ていて『やる』ってなっていた段階で急きょ中断だったので。たぶん気持ち的にも、8月も公演したり、いろんなお仕事をしたりするぞ、っていう意気込みの中だったので。急にパッて何かがなくなったような感覚だったからこそ、長く感じたのかなって思います」

 上野「しかも周りは時間が進んでいますしね。HKTだけが止まっていた分、より長く感じましたね」

 -有観客と無観客の違い。

 上野「目の前で人が息をしていることがうれしいんですよ、もはや。MCとかも、息づかいというか、不意に出る呼吸音とか、一体感を感じるだけでうれしいんですよね。私、ここ最近はウケていると思っているので(笑)。『あ、これこれ!』みたいな」

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