比例代表で「民主」と書いたら…

 31日投開票の衆院選で、立憲民主と国民民主の両党が政党名の略称をともに「民主党」としたことを巡り、九州の選挙管理委員会に「分かりづらい」といった問い合わせが相次いでいる。投票用紙に政党名を書く比例代表は略称の記入を認め、公選法は複数の政党が同じ略称を使うことを禁じていないが、有権者には混乱が生じているようだ。

 比例代表の投票用紙に「民主党」と記入した場合、今回は立民、国民双方の得票割合に応じて票を割り振る「案分」として扱われる。「民主」と書くと、立民、国民に加えて自民党、社民党との区別も付かなくなることから「開票管理者が判断するが、無効になる可能性がある」(福岡県選管)という。

 福岡県選管によると、期日前投票が始まった20日以降、「民主党と書いたらどうなるのか」といった問い合わせが、1日に2~3件寄せられている。長崎県選管には「周知や広報をできないのか」との意見もあった。同県選管は「特定の政党を目立たせることになるため、できない」としている。

 (金子晋輔)

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