鹿児島市にベトナム食材店 監理団体が協力

 東南アジアからの技能実習生を受け入れる鹿児島市新屋敷町の監理団体「れいめい事業協同組合」(福崎泰史理事長)の敷地内に、ベトナム食材を扱う「MitaFood」がオープンした。鹿児島でも農業や建設などの現場で働くベトナム人が増えており、懐かしい故郷の味を届ける。

 店は、組合事務所の1階を改装し、福崎さんの兄が経営する衣料品店の食料品部門として開店した。繁華街の天文館地区の南側に位置し、市電の駅も近い。組合で通訳として働くリエンさん(29)の夫ナムさん(31)が店長で、店名は長女ミンタムちゃん(0)の名前から採った。

 店には、即席麺や調味料のほか、アヒルの肉など日本では入手しにくい食材も。これまで鹿児島には専門店がなく、県外から取り寄せる実習生もいた。ナムさんは「ここなら送料がかからずに安く買える。(大隅半島側の)鹿屋に2店目を出したい」と意気込む。

 組合は主にフィリピンやベトナムの実習生を介護施設などに仲介している。福崎さんは「実習生が買い物に来たついでに、困り事の相談もできる。鹿児島のベトナム人はこれからもっと増える。彼らの食生活が少しでも豊かになれば」と話した。 (片岡寛)

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