被災地へ急行「レスキューホテル」 コンテナ型、平時はビジネス向け

 福岡県須恵町は8月、大地震などで家を失うなどした被災者のために仮設宿泊施設の提供を受ける協定を、ホテル事業などを手掛ける企業「デベロップ」(千葉県市川市)と締結した。提供されるのは同社が「レスキューホテル」と呼ぶコンテナ型の客室。被災地までトレーラーで運搬して迅速に稼働できるのが特長だ。 (特別編集委員・長谷川彰)

 町は福岡市の東部に位置し人口約2万9千人。同市のベッドタウンとして成長している。町内を活断層の宇美断層が通っている他、市中心部を走る警固断層が活動した際も強い揺れが想定されている。

 町によると、震災対策を検討する中、避難が長期化しそうな場合、仮設住宅を建設するより素早く被災者を受け入れられるレスキューホテルに着目。協定締結に至った。

 ホテルは、1棟ごとに独立したコンテナ型の客室(13平方メートル)が基本形。平時はこれらを並べてビジネスホテルとして一体的に稼働させ、緊急時には必要な室数だけトレーラーで運び、被災地で利用してもらう。コンテナの底に車輪が付いており、牽引(けんいん)できる。...

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