はるっぴからHKT48の後輩へ「アイドルでいることに自信を持って」

 【Fの推し増し】兒玉遥・ロングインタビュー㊦

 HKT48の1期生だった兒玉遥(25)へのロングインタビューも後編へ。卒業の決断、俳優として復帰するまでの空白の期間に何をしていたのか、そしてファンを喜ばせた2021年6月19日、宮脇咲良・卒業コンサートへのサプライズ出演したことへの思いまで、「元祖センター」の言葉に耳を傾ける。(聞き手は古川泰裕)

 -休みたくなかったのに休養を決めたのは?

 「普通にドクターストップがかかっちゃったから、休むしかないなって。ゆっくりして、1回復帰したんですよ、確か」

 -(2017年4月の)NHKホールでのコンサートだった。

 「だけどやっぱりまだ完治していなくて。そこからは自分で休みたいです、って言いました。無理だ、まだ全然元気じゃないって。気分が晴れない、って感じ。楽しかったはずのことが、楽しめなくなっちゃうんですよ。そう思っているときは、心のサインだなって思います」

 -生誕祭で劇場公演にも復帰したが、やはり全く本調子ではなかった?

 「なかったですね。ぜんぜん本調子じゃなかったです。泣きながら、振り付けと立ち位置を覚えていました(笑)。最後は、私の居場所じゃないなって感じ始めていました。またその後、2年くらい休んでいるじゃないですか。卒業公演せずに(俳優に)転身したっていうのは…なんだろう、難しいな…。自分が元気にこれから活動するために必要な選択だったんだと思います。うん。ファンの皆さんは、推しの最後の晴れ舞台を見たいと思っていただろうけど、そういうところはすごく申し訳ないと思いつつ、でも今でもアイドル時代から応援してくれている人もいる。今もこうして交流ができるのは、あの時の決断があったから、今もこうして元気に好きな活動を続けられていると思うので…私的には、間違っていなかったなと思っています」

早寝早起き、免許、海外旅行…心の栄養を摂取

 -休んでいた2年間はどうしていたの?

 「うーんと…最初の半年くらいは、ぼーっとして、実家で朝昼晩3食食べて、早寝早起き、みたいな健康的な生活をして。そこからは本当に好きなことをしようと思って。せっかくもらえた休みだから、アイドルじゃなかったら、やりたかったことは何かなって考えて。おばあちゃんの家に泊まり込みで車の免許を取りに行ったり、海外留学したりして。少しずつ心の栄養を摂取していった、って感じですね」

 -免許取ったんだ。

 「免許取りました」

 -オートマ?

 「オートマです」

 -合宿?

 「合宿じゃないんですけど、でもほぼ毎日通ったから2週間くらいで取得できて。意外に才能があったみたいです(笑)。早いですよね? 2週間って」

やりたいことめっちゃあるじゃん

 -海外にも行った?

 「行きたいところに行きまくって。そしたらなんか、好奇心とか沸いてきて。自分ってまだ、やりたいことめっちゃあるじゃん、みたいな。私の本当に好きなことってなんだろうって、過去からルーツをたどって、ああいうことが好きだったなあ、とか考えていると、やっぱり芸能にたどりつくんですよ。人の前に立って、パフォーマンスをして、誰かが笑顔になってくれたり、人を楽しませたりすることが好きだって気づいて。休養中は芸能界を離れようと思ったこともあったんですけど、ここで諦めちゃったら、もう絶対に戻ることはないんだろうなと思った。自分の中に、まだやりたい、好きだって気持ちがあるんだったらやるしかない! って思って、そしたらちょうどエイベックスさんから声がかかったので、今に至ります」

 -親友の2期生・谷真理佳さんからのアドバイスもあったとか。

 「そうそう。『はるっぴちゃんはステージで輝く人だから、オーラがあるから、辞めない方がいいよ』って言ってくれました。優しい」

インタビュー中に笑顔

 -アイドルをやめようと思ったのは。

 「卒業しようと思っていない…なんて表現したらいいんだろう。『卒業するしかないよね?』みたいな感じ。自分の中でアイドルに戻ることを望んでいなかった。2年も休んでいて、HKT48は回っているし、グループとして成り立っているのに、今から戻ってどんな役割をすればいいのか分からなかったし。空白の期間が長かったっていうのもあって、そこで1期生だから、元センターだからって優遇されるのも、グループにとってプラスにならないと思ったんですよ。若い子たちが、自分がいないHKTでもキラキラしていたのを見て、自分がそこに戻ることを想像できなくて、ああ、もうこれは辞めた方がいいなって思いました」

 -それから2年以上がたった。はるっぴがいなくなった時期に指原莉乃さんも卒業し、宮脇咲良さんと矢吹奈子さんも韓国へ。グループとしては大きな変革の時期だった。

 「卒業してからは、グループのことに全力で干渉しすぎるのも良くないなと思って、自分の舞台というか俳優業にフォーカスしていましたね。陰ではずっと応援しているけど、はたから見ているって感覚です」

 -頑張っている後輩や同期を見て思うことは。

 「咲良の卒業コンサートで久しぶりにメンバーに会って。本当にみんな元気そうで、タイムスリップしたのかなって思うくらい懐かしい光景がそこにはあって。変わらず『そこにある』っていうだけで、私も頑張ろうっていう原動力になりますね」

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