回想録「終戦忌曼荼羅」 戦後50年過ぎて鎮魂歌

モノが語る戦争 嘉麻市碓井平和祈念館から(45)

 「阿鼻(あび)叫喚忘れ難しや終戦忌-これはモンテンルパ収容所に入って少し体力が回復した頃。最初は一体何が始まったかわかりませんでした。二階の米兵が耳障りな金切り声で騒ぐのがどうも普通ではないと思っていると、サレンダー、アンコンディショナルサレンダー(無条件降伏)という言葉が耳に突き刺さってきた。我々がはいっているテントの周りを朝鮮人が隊伍(たいご)を整えて行進する。正にポツダム宣言が行進していると感じました」...

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