「幸せな7年間」ホークス工藤監督、感謝の退任会見

 プロ野球ソフトバンクの工藤公康監督(58)が27日、福岡市中央区のペイペイドーム内で退任会見を行った。工藤監督は「幸せな7年間を過ごすことができ、野球人としてたくさんの方に支えていただき、心から感謝申し上げます」と頭を下げた。

 2015年からの在任7年間でリーグ優勝3度と昨年まで4年連続を含む日本一5度に輝いたが、今季は2013年以来8年ぶりのBクラス、4位に終わり、クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。

 球団から度重なる続投要請を受けながら、固辞して辞任を決意。「敗戦の責は将が負うものだというのが僕自身にあった。チームが再スタートする意味でも、責任を持って(辞任)するべきだと思った」と理由を説明した。そして「野球の神様が(九州で)地震、豪雨で苦しんでいる方の力になりなさいと言ってくれたと思う。たくさんのファンの思いがあったからこそ優勝できた」と九州への感謝も語った。

 工藤監督は愛知県出身。愛知・名古屋電気高(現愛工大名電高)から1982年に西武に入団。ダイエー(現ソフトバンク)に移籍後、99年にはリーグ最優秀選手を獲得する活躍でチームの福岡移転後初の日本一に貢献した。その後、巨人、横浜(現DeNA)、西武でプレーし、実働29年間で通算224勝(142敗3セーブ)を挙げた。

 次期監督には藤本博史2軍監督(57)の昇格が数日中に発表される。

 (鎌田真一郎)

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