ホークス柳田選手らに紫綬褒章 秋の褒章、九州から2団体88人

 政府は2021年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章者は808人(うち女性は186人)と22団体。九州からは88人、2団体だった。発令は3日。

 学術や芸術、スポーツ分野の功績をたたえる紫綬褒章は90人で、このうち、今夏の東京五輪・パラリンピックの金メダリストが77人。

 五輪の野球は、プロ野球ソフトバンクの甲斐拓也(28)=大分市出身、柳田悠岐(33)、千賀滉大(28)、栗原陵矢(25)の4選手ら。九州関連では、ソフトボールの上野由岐子(39)=福岡市出身、藤田倭(30)=長崎県佐世保市出身=の2選手らや、柔道女子78キロ超級の素根輝選手(21)=福岡県久留米市出身、パラリンピックの陸上女子マラソン(視覚障害)の道下美里選手(44)=福岡県太宰府市=らに贈られる。東京大会で通算4個目の金メダルを獲得した車いすテニスの国枝慎吾選手(37)も受章した。

 スポーツ以外では、「スパイの妻」でベネチア国際映画祭監督賞(銀獅子賞)を受賞した映画監督の黒沢清さん(66)、実力派俳優としてドラマや映画で活躍する内野聖陽さん(53)、「博士の愛した数式」などの作品で知られる芥川賞作家、小川洋子さん(59)らが選ばれた。

 社会奉仕活動を顕彰する緑綬褒章は、北九州市や周辺の海岸で清掃活動や漂着物の調査をする市民団体「われら海岸探偵団」(同市)などが受章。

 その道一筋に励んだ人が対象の黄綬褒章は、フラワー装飾技能士で「現代の名工」に選ばれた熊本市の隈本妙子さん(70)▽大型船部品などの鋳造技術で高い評価を受ける「東亜工機」(佐賀県鹿島市)の製造部長、渕上政徳さん(56)▽肉用牛の飼料自給に取り組む宮崎市の畜産農家、岩切治俊さん(70)▽地元農産品を使ったレストランを運営する会社「ビストロくるるん」(福岡県大木町)の松藤富士子さん(62)-らに贈られる。

 公益への貢献が対象の藍綬褒章は、麦焼酎で知られる「二階堂酒造」(大分県日出町)社長で、大分県酒造組合会長を務めた二階堂雅士さん(67)らが受章した。人命救助に尽力した紅綬褒章は3人。

 天皇陛下が皇居で受章者からあいさつを受ける拝謁(はいえつ)は、新型コロナウイルス感染防止の観点から中止する。 (井崎圭)

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  • 2021年12月2日(木) 〜 2021年12月7日(火)
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