「百姓」へのこだわり 「振り返れば未来」(2)

【聞き書き】農民作家 山下惣一さん

 「百姓」。私や農業仲間たちが日常的に使う言葉です。本来の意味は、貴族以外のもろもろの民。でも私たち自身が使う分にはいいけれど、第三者が使う場合は、差別や不快感を感じさせないよう配慮して使うべき言葉なのですね。

 その百姓に、私がこだわるのには理由があります。私たちの存在は、百姓という言葉でくくらないと、どうしても分類されてしまう。それが嫌なんです。...

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