秋の叙勲、九州から416人 TOTO元社長の張本氏に旭日重光章

 政府は3日付で、2021年秋の叙勲受章者4036人(うち女性は401人)を発表した。九州の受章者は416人。発令は3日。

 旭日大綬章は、三菱東京UFJ銀行頭取や全国銀行協会の会長を務めた畔柳(くろやなぎ)信雄さん(79)、東北電力元社長で電気事業連合会副会長などを歴任した高橋宏明さん(80)に贈られる。瑞宝大綬章には、宇宙プラズマ物理学の研究で業績を残した元京都大学学長、現理化学研究所理事長の松本紘さん(78)が選ばれた。

 芸能文化の分野では、ドラマ、映画、舞台など数々の作品に出演してきた俳優の橋爪功さん(80)、NHK大河ドラマ「功名が辻」やドラマ「家売るオンナ」シリーズの脚本を手掛けた大石静さん(70)が旭日小綬章となった。

 九州関連は、日本製紙の元社長の芳賀義雄さん(71)=熊本県出身、TOTO(北九州市)の元社長で九州経済連合会副会長を務めた張本邦雄さん(70)が旭日重光章。福岡県弁護士会会長、日本弁護士連合会副会長を歴任した福岡市の川副正敏さん(72)は旭日中綬章。大分県薬剤師会の会長を長年務め、東日本大震災の被災地へ薬剤師を派遣した安東哲也さん(70)に旭日小綬章。種豚の育成に力を注いだ長崎県養豚協会の元会長、中村一彌さん(74)は旭日単光章となった。

 知的障害児や発達障害児の教育に携わってきた長崎大名誉教授の相川勝代さん(81)が瑞宝中綬章。学校医を長く務めた佐賀県小城市の豊田俊明さん(77)は瑞宝双光章、半世紀にわたり波佐見焼を制作し、伝統工芸品の振興に努めた長崎県川棚町の朝長仁さん(74)は瑞宝単光章を受けた。

 外国人叙勲は、53カ国・地域の124人(うち女性22人)。女性初の駐日米大使を務めたキャロライン・ケネディさん(63)に旭日大綬章、「ミル・マスカラス」の名で知られ、日本でも活躍したメキシコのプロレスラー、アーロン・ロドリゲス・アレジャノさん(79)に旭日双光章がそれぞれ、贈られた。

 大綬章と重光章の受章者を対象とした皇居での拝謁(はいえつ)は、9日に開催される。新型コロナウイルス感染拡大防止のため延期となっていた21年春の叙勲の受章者も参加する。 (井崎圭)

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  • 2021年12月2日(木) 〜 2021年12月7日(火)
  • 福岡アジア美術館7階企画ギャラリーB

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