玄界灘の洋上風力、3県10漁協反対 佐賀県などに要請書

 佐賀県と唐津市が県北部の玄界灘に誘致しようとしている洋上風力発電事業を巡り、佐賀、福岡、長崎3県の10漁協でつくる「玄界灘洋上風力発電建設反対協議会」は2日、計画の中止を求める要請書を佐賀県と市に提出した。

 要請書では、事業によって海流や生態系が変化し、水産資源が減少する恐れがあると主張。協議会の川口安教会長(62)は「玄界灘は九州を代表する好漁場で、県をまたいで多くの漁業者がいる。被害が出れば死活問題であり、断固反対だ」と述べた。

 建設候補の海域は、同市の馬渡(まだら)島と小川島の周辺などを含む約140平方キロメートル。県によると、発電に適した強い風が吹き、近くの沿岸に立地する九州電力玄海原発(玄海町)の送電設備を活用できる利点もあるとして、昨年時点で17事業者が進出を検討している。県と市は住民説明会を開いて市民に理解を求め、候補地を最終決定する方針。 (津留恒星、野村有希)

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