J1福岡、九州ダービー制し目標の勝ち点50 大分は残留へ痛恨

 ◇明治安田生命J1第34節 福岡1-0大分(3日、ベスト電器スタジアム)

 強く巧みな一発だった。前半32分。福岡のマリは相手DFのマークを受けながら、左からのクロスを頭で押し込んだ。「自分の力で勝ち点3を取れてうれしい」。4試合ぶりの勝利を呼ぶゴールを喜んだ。

 福岡は前節の札幌戦に続き、3バックで臨んだ。先制後は攻撃的になった大分の攻めに冷静に対応し、2試合連続無失点。随所にカウンターを交えて相手を脅かすなど、堅実に試合を運んだ。長谷部監督は「前節と違って点も取れた。一つ進歩した」と手応えを感じていた。

 開幕前の目標に掲げた勝ち点50に到達。J1残留に続き、新たな歴史を築いた。長谷部監督は「やっとここまで来た」と感慨を語る。残り4試合。もう一つの目標「10位以内」に向け、ラストスパートに入る。

 (松田達也)

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大分「この負けを引きずらないように」

 大分は残留に向けて痛恨の敗戦となった。途中までマリを抑えただけに「あの1本のシュート、得点でこういう試合になってしまった」と片野坂監督は悔しがった。残留圏内の16位との勝ち点差は4に広がった。次戦は中3日でホームG大阪戦。敗戦直後、選手に気持ちを切り替えるように訴えた指揮官は「この負けを引きずらないように。悔しい思いを晴らせるよう準備したい」と結果を出す決意を示した。

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